【本紹介】君の膵臓をたべたい 著:住野よる
泣くと分かってて事前に泣いちゃう派です。
こんばんは、おさしみです。
人の気持ちに繊細になりたい方、
色々な感情を巡らせたい方、オススメです。
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!(Amazonより引用)
実写映画、アニメにもなって有名ですよね。
私はまだどちらも観ていないのですが、実写映画を見た友達が感動したと言っており、本を購入しました。
タイトル見たときは、病気で余命何か月的な話か、みたいな感覚だったのですが、
読み終わってから最初に出た言葉が、
え……?
でした。
ネタバレはしません。
え…?
です。
語彙力がすっ飛んだ。賛否両論ある意味がわかりました。
色々と驚きあり、でも色々な考察ができるすごい作品だなと思います。
感情移入して読むと、より理解できるのではないかなと感じました。
あ、この感情わかる、と思うところが随所に散りばめられているのが面白かったです。
この本を読んで感じたことは、やはり人と人とのふれあいの中で気づきや成長をするということです。
人の感情に触れて、はじめて人の痛みがわかる。喜びもわかる。
どちらの意味でも余韻が残る作品。
ミスチルの主題歌と共にお楽しみください。
9月から劇場アニメも公開されているそうです。
観てみたいな。